著者 : J.マイケル・ストラジンスキー
デーモン・ナイト(上)デーモン・ナイト(上)
悪夢から目覚めたとき、エリックの部屋は竜巻が通りすぎたあとのような有様だった。-幼いころ事故で両親を失ったエリックは最近、事故の夢をみるようになっていた。だが、そのあと必ず部屋が目茶目茶になっているのだ。謎を解く鍵を求めて、エリックは忌わしい記憶の残る故郷の町を訪れる。そこで彼が見出したのは、町のはずれにある湖畔の洞窟で過去に十数件もの殺人・自殺事件が起きているという事実だった。果たして洞窟にはいかなる秘密が隠されているのか?
デーモン・ナイト(下)デーモン・ナイト(下)
閑静な田舎町に奇怪な事件が起こりはじめた。洞窟の見える家では男が妻子を射殺したのち、死亡。ヒッチハイクの若者が洞窟に連れ込まれて切り刻まれる。すべては、この世を支配せんとする闇の力の仕業だった。エリックは自分に課せられた重大な使命を知り、身を挺して対決することを決意する。やがて夜が訪れ、邪悪な力がつぎつぎと住民たちを襲いはじめた。〈悪魔の夜〉が明けるとき、生き残っているのは、人間か、それとも悪魔か?気鋭の力作サイキック・ホラー。
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