著者 : KWKM
自らの右腕から生み出された偽物を退け、身の潔白を証明した元・伝説の暗殺者のロラン。かつての仲間との交流も戻り、「普通」の新たな日常を手に入れたかに見えたが、その仲間たちにライラの正体が魔王であることが露見してしまう。ロランの傍らから去ったライラの居場所は、旧ヨルヴェンセン王国ーかつて魔王軍が拠点とした国にある魔王城。その背後にはロランの偽物を作り出した者の影がー。ロランは果たして、愛する者を取り戻せるのか!?
最凶の暗殺者であるかつての師を下し、内乱を防いだ元・伝説の暗殺者ロラン。戦いの中で片腕を失ったものの、ギルド職員としての「普通の生活」を取り戻しつつあった彼のもとに、かつての仲間の騎士エルヴィがお忍びでやってくる。彼女の口から語られたのは、ルーベンス神王国の国王が暗殺されたという大事件。そして、それを完璧に遂行できる暗殺者など存在するはずがないーロラン以外は。ロランは果たして、己の潔白を証明し、事件を解決できるのか?
ギルドの職員としてバーデンハーク公国を復興させ、王女の誘拐も未然に防いだ元・伝説の暗殺者ロラン。誘拐事件の黒幕を暴くために裏ギルドに潜入したロランは、今まで解決してきた事件の陰で糸を引いていた貴族の存在に辿り着く。その貴族の計画の最終段階に見え隠れしているのは、ロランを最強の暗殺者に育て上げた、かつての師にして最凶の暗殺者であるエイミーの気配。果たしてロランは過去と向き合い、自らが愛する普通を守り抜くことができるのか?
「普通」を目指してギルド職員としての生活を送る元伝説の暗殺者ロラン。今回彼が挑むのは、魔王軍との戦争によって荒廃したバーデンハーク公国を立て直すという依頼。国を越えた大規模クエストの責任者となったロランは、ライラやアイリスなど、信頼できるメンバーとともにバーデンハーク公国に赴く。そこで待ち受けていたのは、かつて助けた王女メイリと、彼女の誘拐計画。ロランは国家復興を成し遂げ、人々に普通の生活を与えられるのか?
「普通」の生活を求め、一介のギルド職員となった伝説の暗殺者ロラン。その出自ゆえの圧倒的な才覚で周囲に一目置かれながらも、新しい日常を見出しつつあった彼は、ギルドの同僚たちと慰安旅行に出かけることに。まさに「普通」を満喫…かと思いきや、リゾート地にはびこる麻薬組織を潰したり、ギルドに舞い込んだ依頼では、国王も手が出せない大物貴族が絡んでいたり…。果たしてロランは、目指した「普通」を貫けるのかー!?
魔王を一人で暗殺し、伝説と呼ばれた最強の暗殺者ロラン。手にしたことのない「普通」を目指し、ギルド職員としての生活をスタートさせたロランだったが、最強基準の常識は世間とかけ離れたものばかり。そんな彼のもとには、今日も難題ばかりが訪れる。国王から名指しで王女の護衛依頼があったり、奴隷娘を凄腕冒険者に育て上げることになったり、王都での職員研修で魔法理論に革命を起こしたりーロランの求める普通の日常は、果たしてやってくるのか!?
歴代最悪と呼ばれた魔王を一人で暗殺し、伝説と呼ばれた最強の暗殺者ロラン。勇者すら超える力を持つ彼が戦いのあとに褒賞として願ったのはー「普通の生活」を送ること!?かくして、普通に生きるため冒険者ギルドに就職したロランだったが、今まで暗殺者として生きてきた彼の思考は世間の常識とかけ離れたものばかり。魔王を使い魔にし、勇者を泣かせ、領主を土下座させ、只者ではないオーラを振りまくロランは、果たして普通の生活を手に入れられるのか?
「ハズレ枠」と称されたスキルを駆使し、生存率ゼロの廃棄遺跡を脱出したE級勇者の三森灯河。とある街にてセラスと再会した灯河は、更なる力を得るため彼女とともにミルズ遺跡の攻略を果たした。順調かと思われた女神ヴィシスへの復讐の旅路はしかし、ある男の登場によって一変する。その男こそ、世界最強の黒竜騎士団を統べる“人類最強”シビト・ガートランド。ヴィシスをして「理外の存在」と言わしめるシビトと相対する時、灯河はー。「誰よりも俺は強くなる。あの女神すらをも蹂躙できるほどの力を、得てやる」かつて空気モブだったE級勇者が、絶対最強へと至る逆襲譚、第2幕。