著者 : O・ヘンリー
賢者の贈り物賢者の贈り物
短編小説の名手といわれるO・ヘンリーの「最後の一葉」と並び称される傑作。東方の三人の賢者が飼い葉桶の中で眠るキリストに贈り物を運んできたことに由来するというクリスマス・プレゼントの習慣。しかし、ニューヨークの片隅でひっそりと暮らす若い夫婦の手元にあるのは、わずか1ドル87セント。妻のデラは愛する夫へのクリスマス・プレゼントに何を送ったらいいのか、考えあぐねていた。そこで彼女が意を決してとった行動とは…。グリーナウェイ賞に2度輝いている絵本作家P.J.リンチが「初めてニューヨークを訪れ、O・ヘンリーの時代からほとんど変わっていない街並みを見て以来、ずっと描きたいと思っていた」という作品。全編に描きこまれた水彩画で、名作の魅力をじっくりと味わってみてください。
新版 O・ヘンリー ラブ・ストーリーズ新版 O・ヘンリー ラブ・ストーリーズ
こんな時代には心あたたまる本を読みたい。ハッピーエンドの恋物語7篇。でも、O・ヘンリーだから、ひと味ちがう。O・ヘンリー生誕160年に再びおくる名翻訳者・常盤新平最後の翻訳書。本邦初訳「牧場のマダム・ボーピープ」収載。
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