著者 : redjuice
天球駆けるスプートニク 未到の空往く運送屋、ネジの外れた銀髪衛精天球駆けるスプートニク 未到の空往く運送屋、ネジの外れた銀髪衛精
西暦二〇三〇年七月七日、旧日本時間で十六時三十二分十六秒ー人類は空を奪われた。突如、上空に現れた正体不明の飛行物体『衛精』の無差別攻撃により、すべての航空機が警戒空域(199フィート)以上の高度を飛ぶことを許されなくなった。人々は低空を飛行することに特化させた超低高度飛行艇を開発したが、それでも本来のスピードには到底及ばず、空を失った代償はあまりにも大きかった。そんな時代において安全空域を優に超えた空輸を行う一人の運び屋がいた。船団を組んで物資を運ぶことが常識となった時代において、銀髪の犬耳少女チェルシーを相棒に、孤高に空を駆ける男。-イバ・タクロウ。北太平洋航路の最速横断記録保持者である彼の元には、今日も実現不可能な依頼が舞い降りてくる。
海底二万里 上海底二万里 上
1866年、大西洋に謎の巨大生物が出現した。クジラよりもはるかに大きく、驚異的なスピードで移動する異形の怪物の存在は、世界中の人々を震撼させていた。その正体をつきとめるべく、パリ自然史博物館のアロナックス教授は、召使いのコンセイユとともにアメリカ海軍が誇る高速フリゲート艦に乗り込んだ。それは、世界の海を巡る、驚異と波乱に満ちた冒険の幕開けだったー胸躍る海洋冒険小説の傑作が、読みやすい新訳で登場!
海底二万里 下海底二万里 下
未来の科学技術を駆使して作られた潜水艦ノーチラス号を操る、寡黙で謎めいたネモ艦長。彼の厳然たる命に従い、アロナックス教授たちは地球上のすべての海を巡る旅に連れ出される。インド洋から地中海、大西洋を南下して南極へ。氷づけになった潜水艦、巨大タコの襲撃、激しい暴風雨。次々に襲いくる危機をものともせず突き進むネモ艦長はいったい何者なのか。そして彼の目的は?時を超えて読み継がれる空想科学小説の原点。
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