著者 : whimhalooo
「あなたを絶対に逃がしません」--愛のない政略結婚のはずが、甘く重たい執着溺愛に囚われる!? 健気なモブ令嬢と一途な絶倫騎士団長のすれ違いラブロマンス 白い結婚三年目。 階段から落ちたことで、ここがとあるエンドを迎えた後の乙女ゲーム世界であり、自身はモブ令嬢に転生していると気付いたフィーネ。 夫のオスカーは優秀な騎士団長で絶倫設定キャラなのにもかかわらず、今まで一切手を出してこなかった。 オスカーにとって自分が好みではなかったのだと考えたフィーネは、善意から離縁を申し出るも…… 「絶対に嫌です」「そんなことは許さない」となぜか拒否されてしまう。 予想と違うオスカーの反応に戸惑うフィーネだったが、どうやら彼が触れてこなかったのには、何か特別な理由があるようで……? 「ずっと我慢していたんです。これからはもう我慢なんかしません」 「私から逃げられると思わないでください」 豹変した夫の重たく甘い執愛に囚われ、身も心も蕩かされてーー。 離縁したい健気なモブ令嬢×妻に一途な騎士団長のすれ違いからの溺愛ラブロマンス。
居場所を与えてくれた公爵様と 結婚して幸せになります。 <あらすじ> 「何もかも頼りきりになるのは嫌なのです」 「私をもっと頼ってほしい」 ユリウスのおかげで公爵令嬢に復帰し、さらには“大切な人の側”という、帰る場所を見つけられたクラウディア。このまま順風満帆に過ごすかと思いきや、一通の手紙によって状況は一変するーーそれは領地の経営を任せている家令からの救援要請だった。 ユリウスの力を借りず、自分だけで解決しようと彼の側を発った彼女だが、その選択で二人の気持ちに少しずつすれ違いが起き始め…… 「もうそなたと離れるのは嫌だ。私はこんなにも愛しているのだぞ」 順風満帆な二人に最大の試練がーー不器用な二人がおくる溺愛シンデレラストーリー。
可憐な公爵令嬢のレティシアは、美術室での一件以来、婚約者・ウィリアムの前でドギマギしてしまう日々を過ごしていた。 ウィリアムを会長とする生徒会役員の選出が迫る中、性悪なレティシアよりも、温和な侯爵令嬢・リリエルの方が役員に相応しいという声が大きくなってしまう。 大好きなウィリアムの負担になることを恐れ、指名の辞退を考えるレティシア。そんなある夜、リリエルの本性を知ってしまい…!? 「--悪辣さでは、わたくしも負けていないのですよ?」 裏の悪女・リリエルとの、生徒会役員の座をかけた即興詩作対決が始まるーー! 「レティを乱暴に扱ったら、いくら僕でも穏便にとはいかないよ」 天然悪女と絶対的紳士の、甘美な学園ストーリー、白熱の第2弾!!
第2回ドリコムメディア大賞≪銀賞≫ 虐げられて自信も何もかもなくした令嬢が、ワケありイケメン公爵様のもとでやがて誰よりも幸せになる、王道シンデレラストーリー。 <あらすじ> 父亡き後、義母達に虐げられていたクラウディア。領地の仕事も取り上げられ、自分が聡明と呼ばれていたことも忘れた彼女はある日、濡れ衣で平民に落とされ、南の果てのグラーツ領へ追放されてしまう。自分が幸せになることはない…そう思っていたのに、用意されていたのは温かい食事に綺麗な服、領主ユリウスの不器用ながら優しい言葉だった。 「そなたは幸せになりたいと願わなければならないんだ」 昔の姿を取り戻しつつもトラウマに縛り付けられた彼女に、ユリウスはクラウディアの聡明さでもって濡れ衣を晴らそうと持ちかけるがーー これは傷ついた少女が、公爵のもとで愛と居場所を再び取り戻す物語。
奇跡を起こす『青薔薇の聖女』として覚醒したリリアーナは、シュタッヘルの新米領主として、王都から派遣されてきた行政官のエルディから領地経営について学ぶ日々を過ごしていた。 従者のハリーには相変わらず甘々に溺愛されているが、彼女自身は彼への想いを、まだ恋とは意識できずにいる。 領民との関係は良好で、忙しいながらも充実していたある日のこと。リリアーナは、黒竜のネラに招待された「竜の巣」で母親が行方不明の竜の卵を預かり、世話をすることになってーー。 大好きなひとたち、そして領地のため、かつて「ないない尽くし」と呼ばれた少女は奮闘する。 花々の祝福を受けた聖女の恋と成長の物語、堂々の完結! プロローグ 第一章 氷柱の行政官 第二章 行政官と騎士の対立 第三章 竜のたまご 第四章 かすみ草の聖女 第五章 竜の子育て 第六章 母竜との再会 第七章 花の聖女が語る夢
独断的な父の意向で強力な火の使い手である副将軍ヒューゴと政略結婚することになっている公爵家の一人娘ユーフェミア。彼に思いを寄せていたユーフェミアだったが、ヒューゴが別の令嬢と抱き合っているところを目撃。彼の幸せのため身を引く決意をし、神殿の庇護のもと家を出て東の公爵領へ向かう。彼女の失踪を知ったヒューゴは後を追うが、東と西の公爵が次々と彼の前に立ちはだかって!?
「未来の旦那様が人気者で、嬉しい限りですわ」 可憐な美貌の公爵令嬢・レティシアの婚約者様は、 まさに〈みんなの王子様〉。 いつも学園の生徒たちに囲まれているウィリアムには、 気安く近寄ることができない。 けれど、レティシアにとって、そんなことは瑣末な問題だった。 彼に相応しい令嬢であり続けることが、何より大切。 そのために笑顔を心がけているのだが、 「嘘っぽい」とか「胡散臭い」とか、なぜか散々な言われよう。 学園の生徒たちからの妬みや嫉みは絶えないし、 中でも、男爵令嬢のルーシーは悪質な嫌がらせばかりしてくる。 大好きな婚約者様に迷惑をかけないように、 得意の暗記力を使って穏便に解決したいのだが…。 過保護なウィリアムは、放っておいてくれなくてーー!? 「僕の婚約者が可愛すぎるから、不可抗力だよ」 天然悪女と絶対的紳士の、甘美な学園ストーリー!!
十六歳の誕生日に、国に害をなす『黒薔薇の魔女』の烙印を押された令嬢・リリアーナ。 辺境の「いばらの城」へ追放される彼女には「毛虫の騎士」と呼ばれる素顔を隠した青年・ハリーが同行することになる。 無垢な“魔女”と、そんな彼女に一目惚れしつつも護衛に徹する仮面の騎士。 しかし道中、ハリーは原因不明の病で倒れてしまった。 生死の境を彷徨う彼を救うためにリリアーナが女神に祈りを捧げた時、思いもよらない“奇跡”が起こりーー 「ないない尽くし」の不遇な少女は、なんと伝説の『青薔薇の聖女』だったーー!? 竜の舞う街シュタッヘルで紡がれる、美しい花々に彩られた恋と奇跡の物語が幕を開ける。 プロローグ 第一章 黒薔薇の聖女 第二章 毛虫の騎士 第三章 聖女の祝福 第四章 黒薔薇の街、シュタッヘル 第五章 木香薔薇の聖女 第六章 祝福の特訓 第七章 フランツェ山脈の竜 第八章 青薔薇の聖女