小説むすび | 著者 : woonak

「これより『稀代の大悪女』ローズ・スノウの公開処刑を始める！」 聖女として長年頑張って来たのに、妹に冤罪をかけられました。 助けてくれる人は誰もおらず、むざむざ殺されてしまいます。 目覚めた時、なぜかわたしは二年前の秋に戻っていました！ わたし、もう我慢しません。 嫌な仕事はやめます。わたしを虐めた奴らは許しません。 聖女として戻ってきてほしい？　もう遅いです。 自業自得ですよね。あなたたちは勝手に破滅してください。 わたしは今、推し活で忙しいので。 死神と呼ばれる冷酷な公爵様と一つ屋根の下なので。 ふふ。 邪魔をする輩はどんな手を使っても排除しますね。 推しを救うためならどんな手だって使っちゃいますから。

自身の意思で王宮行きを決めたヘルミーナは、そこで光属性の魔法を遺憾なく発揮する。すべてはお荷物令嬢から抜け出すため。騎士団では怪我を負った騎士を治癒し、属性魔法についても学び始める。しかし、ヘルミーナのお人好しは王室の歴史を揺るがす大事件にー徐々に魔法をコントロールできるようになってきたヘルミーナは、新たな悩みを抱えつつ遠征に出立する。場所は思い出の地、水の都カレントー逆境を乗り越えて人生をやりなおすハッピーエンドファンタジー、第二弾！第１０回ネット小説大賞受賞作！

優れた婚約者の隣にいるのは平凡な自分ー。ヘルミーナは社交界で、一族の英雄と称された婚約者の「お荷物」として扱われてきた。婚約者に庇ってもらったことは一度もない。それどころか、彼は周囲から同情されることに酔いしれ、ヘルミーナには従順であることを求めた。そんなある日、パーティーに参加するとヘルミーナの秘められた才能が開花して…。逆境を乗り越えて人生をやりなおすハッピーエンドファンタジー、開幕！