小説むすび | スペルホーストのパペット人形

スペルホーストのパペット人形

スペルホーストのパペット人形

天涯孤独な老人がのこした、1通の手紙と5体の人形。トランクに放りこまれたまま人の手から手へとわたっていき、やがてエマとマーサの姉妹に引きとられます。お話の好きなエマははりきって、人形劇の台本を書きはじめました。ところが人形たちにつぎつぎと災難がふりかかり、みんなちりぢりになってしまいます。「人の心はいつでも謎にみちてる」人形たちの小さな憧れ、人生の終わりをむかえた老人の後悔、若い使用人ジェーンの胸にわきあがる夢。それぞれの思いが、ひとつの物語につながっていく…。

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