小説むすび | 小説ダークソウル 弁明の仮面劇 DARK SOULS the novel :Masque of Vindication(1)

小説ダークソウル 弁明の仮面劇 DARK SOULS the novel :Masque of Vindication(1)

小説ダークソウル 弁明の仮面劇 DARK SOULS the novel :Masque of Vindication(1)

世界はもう、おれの知っていた世界ではないのだー封印された魔術師、覚醒。死んでいたはずの男が地下の墓所で目を醒ます。男は名前を含め記憶のほとんどを失っていた。埋葬者たちは男の復活を予期し墓場に閉じ込めようと目論むも、墓荒らしの侵入で封印が解かれたようだ。暗闇の中、転がっていた墓荒らしの死体が動き出す。男は無意識に左手から銀色の光を放ち、墓荒らしを葬る。すると男の中で何かが呼び覚まされたーそうだ、おれは魔術の達人だったはずだ!目の前に広がるのは夜の砂漠。天の星は男の死後はるかな時間が経過していることを示す。男は外壁に刻まれた文字「フェーラノス」を自分の名前と決め、嵐の予感が漂う砂丘へ、壮大な旅路への一歩を踏み出したー。

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