土方歳三 下(3)
討幕派の勢いはさらに激しさを増し、鳥羽・伏見の戦いで幕府軍は敗れた。仲間たちとの永遠の別れに傷つき、涙しながらも、歳三は戦い続けることを選ぶ。蝦夷地へと転戦した歳三は、榎本武揚という新たな同志を得て、常勝将軍と賞される活躍を見せる。だが戦況は悪化していき、ついに新政府軍の総攻撃を受けることになりー。揺るぎない信念を胸に戦い抜いた歳三が、最期に見た景色とは。涙なしには読めない、魂揺さぶる最終巻。
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