憧れの作家は人間じゃありませんでした3
ついに長編の執筆を始めた御崎禅。しかし、御崎のもとには人外の存在が絡んでいる事件が相変わらず持ち込まれており、新作の進捗状況が気になる担当編集のあさひは気が気ではない。そんな中、都内に人狼が現れたとの情報が入る。1年ほど前に起きた連続猟奇殺人事件や、警視庁異質事件捜査係に協力している吸血鬼について探っているらしい。御崎とその人狼には因縁があるようで…。新作完成目前に、あさひ達に危険が迫る!!
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憧れの作家・御崎禅の担当編集になった瀬名あさひ。その際に言い渡された注意事項は「昼間は連絡するな」「銀製品は身につけるな」という奇妙なもの。実は彼の正体は吸血鬼で、人外の存在が起こした事件について、警察に協力しているというのだ。捜査より新作原稿を書いてもらいたいあさひだが、警視庁から様々な事件が持ち込まれる中、御崎禅がなぜ作家になったのかを知ることになる。第2回角川文庫キャラクター小説大賞“大賞”受賞作。 2017/04/25 発売