小説むすび | 新編 日本の怪談 II

新編 日本の怪談 II

新編 日本の怪談 II

理不尽な離縁を恨んで死んだ女の亡霊に恐怖する「女の死体にまたがった男」、散文詩の到達点を示す一幅の絵画のような「蓬莱」、円朝の同題の人情話としても有名な「牡丹燈籠」、深刻な幼年期の恐怖体験を綴るハーン文学の原点ともいえる「私の守護天使」-アメリカから日本時代に至るまで、人間の心や魂、自然との共生をめぐる、ハーン一流の美意識と倫理観に彩られた代表的作品37篇を精選。詩情豊かな訳で読む新編第2弾。

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