私この度、王国騎士団独身寮の家政婦をすることになりました(2)
『王国騎士団独身寮の家政婦』として食事を担当するようになった梓紗。働き始めても『渡り人』のため梓紗は自由に街を歩くこともできない日々。ストレスが溜まりまくりの梓紗は、変装してこっそりと街へー。エスカヤ王国特産品店で「オミソシル」に遭遇する。食べたくてたまらなかった日本食に大喜びしていたのだが…。
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鈴原梓紗は『貯金が趣味』のアラサーおひとりさま。誰かにお尻を押されて電車の前に転がり落ちたーと思ったら異世界に!?娼婦と間違われ、むさ苦しい男たちに襲われる直前、梓紗を助けてくれたのはキラキラと見目麗しい『王国騎子団』の騎士たちだった。彼らは梓紗を『渡り人』と呼び恭しく傳き、過保護なまでに世話を焼き、ごく自然に姫抱っこをする。恋愛経験値が低い梓紗は、大パニック。『渡り人』は国の保護対象となるらしく、王城に迎え入れられたあげくに『姫扱い』。優雅な生活に慣れず姫扱いに辟易として、働かせてくれるよう梓紗が願い出ると国王は『王国騎士団独身寮の家政婦』を勧めてきて… 2018/11/30 発売