私この度、王国騎士団独身寮の家政婦をすることになりました(3)
キラッキラな美形たちはプロポーズ合戦後、梓紗の愛を得ようと互いを牽制し合う日々。だから!そもそも順番が違うと思うんですけど!?結婚はまずは両想いになってからー!!何より、私、日本に帰りたいんです!事あるごとに愛を囁かれ困惑する梓紗だったが、『渡り人』として人々にどれだけ必要とされているのかを知り心が揺れていく…。
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鈴原梓紗は『貯金が趣味』のアラサーおひとりさま。誰かにお尻を押されて電車の前に転がり落ちたーと思ったら異世界に!?娼婦と間違われ、むさ苦しい男たちに襲われる直前、梓紗を助けてくれたのはキラキラと見目麗しい『王国騎子団』の騎士たちだった。彼らは梓紗を『渡り人』と呼び恭しく傳き、過保護なまでに世話を焼き、ごく自然に姫抱っこをする。恋愛経験値が低い梓紗は、大パニック。『渡り人』は国の保護対象となるらしく、王城に迎え入れられたあげくに『姫扱い』。優雅な生活に慣れず姫扱いに辟易として、働かせてくれるよう梓紗が願い出ると国王は『王国騎士団独身寮の家政婦』を勧めてきて… 2018/11/30 発売