小説むすび | 煤まみれの騎士 VII(7)

煤まみれの騎士 VII(7)

煤まみれの騎士 VII(7)

出版社

KADOKAWA

発売日

2025年4月17日 発売

陰謀に揺れるメルクロフ学術院。
ロンドシウス王国の王女・セラフィーナの申し出により開かれた講和会談は、王国側に紛れていた急進派により混乱へ陥れられた。
ロルフはリーゼ達と散り散りになり、敵対すべき王国の老兵・ビョルンと成り行きで行動を共にする。
彼らは衝突しながらも、教会に潜む首謀者を追い詰めていく。しかし、その末でロルフの前に現れたのは……。

「よう、でくの坊。お前を殺しに来たぜ」

かつて第五騎士団で共に戦った女戦士、ラケル・二ーホルム。
彼女の戦鎚と、ロルフの煤の剣がいま激しい火花を散らす。
そこに、戦いを止めんとするエミリーも参戦してーー。

戻らない時間。曲げられない覚悟。
矜持と共にぶつかり合うその一騎打ちの果てに待つ結末はーー。


ーーそして、ついに邂逅する。

「お前さ、こう考えてるんだろ? 世界を争いで満たしたのは、目の前の男なのではないか、と」

真なる邪悪が、いま姿を現す。
圧倒的世界観で描かれる戦記ファンタジー、急展開の第7巻。

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