小説むすび | ハムレットの殺人一首

ハムレットの殺人一首

ハムレットの殺人一首

出版社

講談社

発売日

1989年11月1日 発売

紀貫之の歌が奇妙な連続殺人の始まりだった。一人はバネ仕掛けの巨大な罠で逆さ吊り。一人は空中から河原に落下。そして死体のそばには百人一首の札。土地開発の嵐で孤立した名門・山王家の人々に次次と届く百人一相の札は、殺人開始の合図だったのか。若くして隠棲した名ハムレット役者、未知雄の招きで村を訪れた舞台俳優、多岐の過酷な推理行が始まった。書下ろし新本格推理。

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