小説むすび | 流離の譜

流離の譜

流離の譜

出版社

講談社

発売日

1988年11月1日 発売

徳川幕府の弱体化がすすんだ幕末、唐津藩主の座に心ならずも就いた小笠原長行は、すでに36歳だった。藩中の反対勢力を制し、江戸城に伺候した長行は、時代改革の必要を次々具申、若年寄をへて老中職を仰せつかる。しかし時勢はあまりにも急旋回しようとしていた。長行の数奇な運命とは?最後の老中を精緻に描いた出色長編。

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