小説むすび | ティガーの朝食

ティガーの朝食

ティガーの朝食

出版社

講談社

発売日

1992年6月1日 発売

翻訳家・野中は妻と娘と別れ、1人きままに暮らしている。だが親友が突然死に、若い智子との恋にも終止符が打たれた。野中には、彼のことはプー横丁の住人、トラのティガーと呼ぶ娘・塁子たちが住む海辺の街にしか帰るところはないのだろうか。童話の世界を主低音にして現代の家庭を描く異色の連作長編。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP