小説むすび | 殺人球場(スタジアム)

殺人球場(スタジアム)

殺人球場(スタジアム)

出版社

講談社

発売日

1987年9月1日 発売

フリーライターの木辺勤とカメラマンの太田俊五のコンビが、グラウンド内外で起こる難事件にアタックする、殺しの連作小説。デッドボールが打者に与える衝撃力は、東京タワーの展望台からボールを落下させるくらいの破壊力を秘め,ヘルメットがなければ頭の骨は粉みじんになってします。牽制球だって、狙えば、凶器になる。ロイヤルズのエース田尻浩二がそのお得意とする剃刀シュートを内角高目に…。誰が見ても、打者を大きくのけぞらせておいて、外角に勝負球を投げこむブラッシュ・オフのテクニックだと思ったが、故意にか、スッポヌケか?速球は打者に向かって吼えた…。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP