小説むすび | 村の家・おじさんの話・歌のわかれ

村の家・おじさんの話・歌のわかれ

村の家・おじさんの話・歌のわかれ

出版社

講談社

発売日

1994年3月10日 発売

一九三四年五月、中野重治転向、即日出所。志を貫き筆を折れという純朴な昔気質の老いた父親と、書くことにより“転向”を引受け闘いぬくと自らに誓い課す息子。その対立をとおし、転向の内的過程を強く深く追究した「村の家」をはじめ、四高時代の鬱屈した青春を描き、抒情と訣別し変革への道を暗示した三部作「歌のわかれ」、ほかに「春さきの風」などを収録。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP