小説むすび | 鳴るは風鈴 木山捷平ユーモア小説選

鳴るは風鈴 木山捷平ユーモア小説選

鳴るは風鈴 木山捷平ユーモア小説選

出版社

講談社

発売日

2001年8月10日 発売

“桜桃忌”に出られなかった事から太宰治を回想する「玉川上水」、敗戦直後郷里に疎開した頃の日常を描き飄逸味を漂わせた「耳かき抄」。表題作をはじめ「逢びき」「下駄の腰掛」「山つつじ」「川風」「柚子」「御水取」など身近の事柄を捉えて庶民のうら哀しくも善良でしたたかな生き方を綴った諧謔とペーソス溢れる木山文学の真骨頂、私小説的作品を中心に新編集した傑作十一篇。

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