はやぶさ新八御用帳(2)
この頃、お江戸に流行るもの地震、大水、船幽霊 退治したくば、飛鳥にござれ 花の下なる、平将門 この奇妙な張り紙が、隼新八郎を窮地に陥れる、血なまぐさい事件の発端になった。…江戸に跳梁する海賊の正体は?
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南町奉行根岸肥前守の懐刀隼新八郎、神道無念流の名手で頭脳明晰、心やさしい好青年だが恋には晩生。あからさまに出来ない犯罪を、密かに探る内与力の役についている。折しも、淀橋と成子坂で2つの殺人事件が発生、さらに、雑司ヶ谷鬼子母神での惨劇に拡大する…。斬新な江戸ミステリー、待望の文庫化。 1992/11/01 発売