小説むすび | アフリカの蹄

アフリカの蹄

アフリカの蹄

出版社

講談社

発売日

1992年3月1日 発売

アメリカ合衆国国立防疫センターで不審火による火災事故が発生した。消火作業は迅速で、死傷者ゼロ。焼失したのは、C棟三階の医薬品二十万トンであった。心臓移植の若き日本人学徒・作田が、留学先のアフリカで直面したのは、白人によるおそるべき黒人差別の現実であった。やがて、黒人ゲットーで、絶滅したはずの天然痘が大量発生する。平和と繁栄に酔う日本を遠く離れて、作田の怒りと正義のたたかいがはじまる。サスペンスに満ちた冒険ハードボイルドの傑作。

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