日本政治史上、最も「悪」にして最も大衆に「人気」のあった田中角栄-希代の天才政治家と、その教えを引き継ぎ政界を牛耳る「角栄学校」の真実に迫る。
「今回の旗揚げに失敗すれば、おれの政治生命も終わりだ。もう引き返せない」-竹下登は敢然とオヤジに反旗を翻した。最後に笑うのは、橋本龍太郎か小沢一郎か、それとも野中広務か?裏切りと恫喝、変節と野合-巨星、墜つ。賽は、投げられた!「角栄」政治を継承する男たちの生き残りを賭けた現代版三国志。 2001/03/27 発売