小説むすび | 銀閣建立

銀閣建立

銀閣建立

出版社

講談社

発売日

2005年3月10日 発売

応仁の乱で疲弊した京。のちのちまで残る、そういうものを建てたい。身が滅んでも、建物は残る。自分が生きてきた証として。木材の見立て。設計図を描いて、墨打ちをする。壁塗りや屋根葺きについても完璧でなければならない。そう考えた番匠・橘三郎右衛門は、棟梁として心を傾け、技の限りを注いで銀閣の造営にかかわった。松本清張賞作家の気鋭が放つ書下ろし時代長編。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP