小説むすび | リボルバー・リリー

リボルバー・リリー

リボルバー・リリー

著者

長浦京

出版社

講談社

発売日

2016年4月20日 発売

VS帝国陸軍1000人ーーたった二人の六日間戦争。硝煙をまとい、絶望と踊る女ーー小曽根百合。かつて「最も排除すべき日本人」と呼ばれた美しき諜報員。消えた陸軍資金の鍵を握る少年・細見慎太との出会いが、彼女を再び戦場へと還らせる。二人を追うのは帝国陸軍の精鋭たち。関東大震災後の東京を生き抜く先に、終息の地はあるのか!?ノンストップ・アクション巨編!


VS帝国陸軍1000人
たった二人の六日間戦争

小曽根百合ーー実業家・水野寛蔵の下、幣原機関で訓練を受け、十六歳で実地任務に投入。東アジアを中心に三年間で五十七人の殺害に関与し、各国大使館から「最も排除すべき日本人」と呼ばれた美しき諜報員。二十歳を迎えた彼女は、突然、活動を止め、消息を絶った。

純粋で一途、ゆえに冷徹非情。硝煙をまとい、絶望と踊る女ーー二つ名は「リボルバー・リリー」。
消えた陸軍資金の鍵を握る少年・細見慎太との出会いが、彼女を再び戦場へと還らせる。
二人を追うのは帝国陸軍の精鋭たち。関東大震災後の東京を生き抜く先に、終息の地はあるのか!?
ノンストップ・アクション巨編!

小説現代長編新人賞から四年、待望の受賞第一作!
序章 赤い空
一章 隔離の季節
二章 閃光
三章 煙の記憶
四章 蝶
五章 生者の贖罪
六章 玉の井
七章 バニシング─消失─
八章 硝煙の百合
九章 九月一日
十章 ブラフ
十一章 死出の装束
十二章 帝都戦役
十三章 血の輪環
終章 虹のたもとで

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