ダンス・ダンス・ダンス(下)
失われた心の震えを回復するために、「僕」は様々な喪失と絶望の世界を通り抜けていく。渋谷の雑踏からホノルルのダウンタウンまでーー。そこではあらゆることが起こりうる。羊男、美少女、娼婦、片腕の詩人、映画スター、そして幾つかの殺人がーー。デビュー10年、新しい成熟に向かうムラカミ・ワールド。
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闇と光の交錯を鮮やかに描きあげた長篇小説。『羊をめぐる冒険』から4年を経た1983年、札幌を舞台に、「僕」の新しい冒険が始まる。華麗に、そしてハードに、運命のステップが踊りつづけるーー。 1991/05/16 発売