小説むすび | 遺臣 百万石の留守居役(四)

遺臣 百万石の留守居役(四)

遺臣 百万石の留守居役(四)

出版社

講談社

発売日

2014年12月12日 発売

四代将軍家綱の死去。宮家擁立に失敗した家綱の寵臣大老酒井忠清は権力の座から滑り落ちる。代わって台頭したのが、館林公綱吉を擁立した堀田正俊。加賀前田家には頭の痛い問題があった。不祥事で放逐した留守居役の小沢が事もあろうに堀田家に抱えられている。繋ぎのできるのは、新米留守居役の数馬だけ。藩の命運を懸けた高度な交渉に数馬が挑む。そして、失意の大老酒井は再逆転を狙い伊賀者に秘策を命ずる。百万石、危うし。
第一章 将軍の葬儀
第二章 殉ずる形
第三章 走狗の夢
第四章 見習い同士
第五章 大老最後の策

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