小説むすび | 霊感検定(2)

霊感検定(2)

霊感検定(2)

出版社

講談社

発売日

2013年8月2日 発売

独自に開発した「霊感検定」をより実践的にグレードアップするべく日々奔走する自称心霊研究家・馬渡。その馬渡を会長とする心霊現象研究会=通称“霊研”にゆるやかに集う九条高校と新宿東第一高校のメンバーたち。強い霊感をもつ羽鳥空、夏目歩、伐晴臣、鎌々ながらも馬渡の助手バイトに励む藤本修司や、霊をまったくよせつけない筒井遙ら個性豊かな彼らのもとへ、ひとつ、またひとつ、さらにもうひとつ、と新たな霊的相談が持ち込まれていくー。

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成仏できない女子高生の霊を救え。きっと泣ける、限りなく切ない、癒し系青春ホラー転校生の修司は風変わりな司書・馬渡に、図書室の奥で奇妙な試験「霊感検定」を無理矢理受けさせられる。霊検3級で霊に取り憑かれている、と診断された修司。脩司の肩に漂う霊気を優しく払うのは、クラスメイトの不思議少女、霊検準1級の空だった。「霊研」所属の生徒たちと、成仏ができない霊たちが織りなす癒し系青春ホラー。 読者支持ナンバーワン『記憶屋』で大ブレイク!  成仏できない女子高生の霊を救え。 きっと泣ける、限りなく切ない、癒し系青春ホラー イラスト・loundraw(『記憶屋』『君の膵臓をたべたい』) 転校生の修司は風変わりな司書・馬渡に、図書室の奥で奇妙な試験「霊感検定」を無理矢理受けさせられる。霊検3級で霊に取り憑かれている、と診断された修司。脩司の肩に漂う霊気を優しく払うのは、クラスメイトの不思議少女、霊検準1級の羽鳥空だった。図書室の奥は馬渡が主催する心霊現象研究会の部室になっていた。「霊研」所属の生徒たちと、成仏ができない霊たちが織りなす癒し系青春ホラー。 【日本ホラー小説大賞選考委員も注目!】 最後の最後に軽やかな投げ技で一本! こういうところが織守さん、侮れない。 --綾辻行人 この作品の主人公修司は、霊感検定三級、ときどき視えたり感じたりする程度の霊感の持ち主です。この作品には、自分の霊感を肯定的にとらえている人も、そうでない人も登場しますが、修司は後者で、彼にとっては、霊感はどちらかというと重荷です。でも、一度は視えることを拒絶した彼も、転校先で霊研(心霊現象研究会)のメンバーたちと出会って変わっていきます。 この作品を読んでくださった方が、読み終えて誰かに優しくしたくなったり、好きな人には好きと言おうと思えたり、今の自分を受け入れて一歩ずつ前に進もうという気持ちになれたりしたら、とても嬉しいですが、ただ単純に、読んでいる間、彼らの日常や、成長の物語を楽しんでいただけたら、それだけで、私は幸せです。--織守きょうや プロローグ first contact 第一章 第二章 彼女の話:about her 1 第三章 第四章 第五章 彼女の話:about her 2 2016/08/11 発売

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