小説むすび | 大幽霊烏賊(下) 名探偵 面鏡真澄

大幽霊烏賊(下) 名探偵 面鏡真澄

大幽霊烏賊(下) 名探偵 面鏡真澄

出版社

講談社

発売日

2015年6月12日 発売

使降が担当する元漁師の老鼠忠介は、クジラとの壮絶な格闘の果てに仲間内で語り継がれてきた「幽霊烏賊」と遭遇した。そして入院後も付きまとうその幻影を封じ込めてくれたのは「先生」と呼ばれた患者だという。理性を超越した患者たちの奇妙な振る舞いが意味するものは? 『脳男』の著者、渾身の衝撃作。
2 精神科医として診察する
3 体温計紛失事件の顛末
4 幕間喜劇
5 王様はなぜ花嫁の首をはねたか
6 「野球は害毒である」
7 面鏡との対話
8 誘惑
9 草をむしる日々
10 時間感覚についての余談
11 論理明快
12 「黙狂」の正体がついに明かされる
13 攫われた「黙狂」
14 胡柳先生の告白
15 終焉に向かって
16 小田原看護長との対決
17 青天の霹靂
18 「現世ではくもれる鏡に映すがごときなるも、時いたらば面をあらわさん」

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