小説むすび | おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱

おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱

おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱

出版社

講談社

発売日

2017年2月21日 発売

「ひさしや、ミミズク」今日も座敷牢の暗がりでツナは微笑む。山中の屋敷に住まう下半身不随の女の子が、ぼくの秘密の友達だ。彼女と会うには奇妙な条件があった。「怖い話」を聞かせるというその求めに応じるため、ぼくはもう十年、怪談蒐集に励んでいるのだが…。ツナとぼく、夢と現、彼岸と此岸が恐怖によって繋がるとき、驚天動地のビジョンがせかいを変容させるー。

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