大江戸閻魔帳
元浜町の閻魔長屋に住む青山麟太郎は、閻魔堂赤鬼を名乗る若い戯作者である。蔦屋重三郎亡き「蔦屋」の二代目、お蔦から絵草紙の催促を受けるほかは、いたって気楽な日々。そのお蔦から、東洲斎写楽らしい大首絵が持ち込まれたと相談を受ける。絵は本物なのか、麟太郎は調べ始めるのだが!?
元浜町の閻魔長屋に住む青山麟太郎は、閻魔堂赤鬼を名乗る若い戯作者である。蔦屋重三郎亡き「蔦屋」の二代目、お蔦から絵草紙の催促を受けるほかは、いたって気楽な日々。そのお蔦から、東洲斎写楽らしい大首絵が持ち込まれたと相談を受ける。絵は本物なのか、麟太郎は調べ始めるのだが!?