女王陛下の異世界戦略 3
マルーク王国に続き、シュトラウト公国を瞬く間に殲滅せしめた蟲の女王・グレビレア。彼女は、シュトラウト公国の湾岸部にちょっかいを出してくる賊に興味を示す。彼等の正体は、公国近海で略奪行為を行う女海賊・イザベルとその一味であった。海賊たちはアトランティカという共同体を成しており、その戦力は馬鹿にはできない。グレビレアはイザベルと結託し、海上戦力の強化をはかる。これは、すみやかに第三の目標であるフランツ教皇国に攻め入るための布石であったー。
関連小説
女王陛下の異世界戦略 1女王陛下の異世界戦略 1
とあるリアルタイム・ストラテジーゲームで、悪の属性である陣営「アラクネア」を好んで使用していた主人公の女子大生。ある日、自分がゲームの中にそっくりな異世界にいることに気付く。しかも身体は14歳程度に若返っていた。加えて、ゲームとはやや異なる部分があるものの、ゲームのプレイ内容と同じようにアラクネアを率いる立場にいた。配下の蟲たちは主人公を女王と称え「我らに勝利を」と冀求する。やがて主人公は熱に浮かされたように蹂躙虐殺を経て隣国に攻め入り、戦争を開始する。それこそ現実世界でゲームをプレイしていたようにー。 2018/10/07 発売