「無能はいらない」と言われたから絶縁してやった 〜最強の四天王に育てられた俺は、冒険者となり無双する〜
幼い頃に両親を亡くし、魔王に拾われた少年ブラッド。
彼は母親代わりの魔王から溺愛されて育った。
しかし魔王は忙しい。
そのためブラッドは、剣、魔法、治癒、支援ーーそれぞれの魔王軍最強格の四天王に育てられた。
四天王たちの厳しい教育において、「無能」と蔑まれていたブラッドは、
魔王城を飛び出し、四天王たちと絶縁して冒険者になることにした。
しかし彼は気付いていなかった。
最弱だと思っていた自分が、常識基準では、十分最強で万能だったということに。
「こいつ等はただのゴブリンじゃないのか?」
「これは正真正銘、ゴブリンキングですわ!」
そして彼は周囲から実力を認められていき、瞬く間に成り上がっていくーー。
関連小説
幼い頃に魔王に拾われたが、魔王軍四天王による パワハラ教育に耐えかね、魔王城を脱走して冒険者となったブラッド。 強大な力を持つ古代竜を倒すなど、ブラッドはその実力を認められ、 Sランク冒険者として認定された。 そして彼は、王都で行われる『王国一武闘大会』に、 ノワール代表として、仲間のアリエル・エドラと三人で参加することになる。 騎士団代表のユリアーナをはじめ、 手強いライバルが待ち受けているようだ。 そんな中、ブラッドを連れ戻しに出た四天王のひとりクレアが、 いよいよ、彼のもとに迫り……!? 2022/06/02 発売
幼い頃に魔王に拾われたが、魔王軍四天王による パワハラ教育に耐えかね、魔王城を脱走して冒険者となったブラッド。 もう二度と魔王城には戻らないつもりだったが、 数々の冒険を経て、自分に宿る魔王の血の力の使い方を知るため、 ふたたび魔王に会いに戻ることを決意する。 そして、魔王によって開かれた試練の扉の先で、 新たな力を手にしたブラッド。 一方で、蒼天の姫たるアリエルに、敵の手が迫る。 そして、世界を白紙に戻さんとする女神が、 アリエルを器として降臨し……!? 2022/12/28 発売