大精霊の契約者 〜邪神の供物、最強の冒険者へ至る〜
生まれつき白い髪を持つ少年・マルクは、村で迫害され、百年に一度の“盟約の日”に、異界に棲まう邪神にその身を捧げることを宿命づけられていたー。盟約の日を迎えたマルクは、邪神・ネロディアスと出会う。恐ろしき異形の怪物を前に戦慄するマルクだがー。『来たか…人の子よ。百年前は盟約が破られた故、我は怒りに満ちておるぞ』「ひっ…!」『ささ、座るがよいニンゲンよ。二百年も間が開いてしまった故、すっかり退屈しておったぞ!何をして遊ぶ?』「あの、僕を食べるんじゃ…」『何それ、怖…』種族を超えた友情を描くファンタジーシリーズ開幕!