1年間お飾り妻のお役目を全力で果たします! 〜冷徹公爵様との契約結婚、無自覚に有能ぶりを発揮したら溺愛されました!?〜
冷徹公爵として有名なジークハルトと1年間の契約結婚をすることになった、男爵令嬢のソフィア。「私が君を愛することはないだろう」と言い放つジークハルトに対し、ソフィアは傷ついた様子もなく意気揚々と「はい!承知いたしました!」と答えた。ソフィアは魔法使いの名門の生まれだが、生まれつき全く魔力を持ち合わせておらず、家族からいないものとして扱われてきた。これまでほとんど人と言葉を交わしたこともない自分と、ジークハルトは進んで会話をしてくれたことから、彼女は己の役割をまっとうすることにしたのだ。-これは、お飾り妻として励むソフィアと、そんな彼女に惹かれていくジークハルトの物語。