小説むすび | 雪渡の黒つぐみ

雪渡の黒つぐみ

雪渡の黒つぐみ

出版社

講談社

発売日

2024年6月19日 発売

燃える城。裏切りのくノ一。山に潜むは異教の徒。横手城を炎上させた謎の新興宗教・大眼宗教祖「厳中」とは誰だったのか?伴天連弾圧が進む寛永二年。どんな相手の声も真似できる声色遣いの景信は、女忍者の紫野を寝返らせ伊達藩の動向を探っていた。紫野が何者かに殺され、伴天連が潜む白根金山へと乗り込んだ景信は、遊女として売られてきた鈴音と出会う。父親が大眼宗の教祖とともに失踪し、以来天涯孤独の身と語る鈴音に紫野の面影を重ねる景信だったが、その声を狙って忍び寄る者がいたー。伴天連、大眼宗、伊達成宗。すべてが繋がるその先で国を揺るがす巨大な陰謀が明らかになる!時代×エンタメを更新。この産声は、喝采に変わる。第18回小説現代長編新人賞受賞作!

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