小説むすび | 11ミリのふたつ星〜視能訓練士 野宮恭一〜

11ミリのふたつ星〜視能訓練士 野宮恭一〜

11ミリのふたつ星〜視能訓練士 野宮恭一〜

出版社

講談社

発売日

2024年12月18日 発売

「たった11ミリ。小指で押した先ほどの的を通して、人は世界を見ている」

不器用な青年・野宮恭一(のみやきょういち)は視能訓練士として着実に力をつけていた。ある日、野宮が喫茶店で出会ったのは、世界を立体的に見ることのできない四歳の少女・灯(あかり)だった。限られた時間の中で灯の訓練を重ねるうち、野宮はロービジョンの小学生や糖尿病網膜症の漫画家など、さまざまな悩みを抱えた人々に出会う。目に宿る奇跡に向き合い、野宮が見つけた答えとはーー。

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