婚約者に忘れられた私、隣国の皇太子殿下と偽装婚約することになりました下 (※ただし、殿下の本命は私みたいです!?)
妹に婚約者を奪われ、実家からも追放されかけていた
魔法薬師のリーフェ。そんな彼女を、偽装婚約という形で
迎え入れてくれた隣国の皇太子・オリヴェル。
彼の溺愛ぶりは偽装の域を超えていて、リーフェは戸惑う。
しかしこの日々はある秘密によって支えられていた。
リーフェが魔王の禁呪により、オリヴェルと前世で恋人
同士だった記憶を失っていること。
さらにふたりにはもうひとつ前の前世があり、そこでも愛し合っていたということもーー
そんな折、妹アリアの『魅了の聖女』の力がリーフェに
移る可能性が浮上してーー?
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「君が私を思い出せなくてもいい。ただそばにいてくれれば」 「!?(待って、確かに今世こそは恋人がほしいって言ったけど……)」 公爵令嬢のリーフェは、前世では「稀代の悪女」と恐れられ、生涯孤独だった記憶を持っている。 今世こそは幸せになりたいと願い、これまで力を封印して穏やかに暮らしてきたのに……記憶喪失になった婚約者を妹のアリアに奪われ、実家からも追い出されることに!? そこに現れたのは、隣国の皇太子・オリヴェル。 お互いの利害が一致し、地位も容姿も、すべてにおいてハイスペックな彼と偽装婚約をすることになったけれど、オリヴェルはまるでリーフェをずっと昔から知っているみたいに甘やかしてきてーー? 2024/09/02 発売