小説むすび | 兜

時は戦国時代。関ケ原の合戦に勝利したものの、まだ徳川は豊臣と対立を続けていた。家康は5千挺の新式銃を手に入れるため、四男頼宗とその忠臣前田大五郎をスペインに派遣した。英国船プリンスオレンジ号に乗った頼宗たちは、刺客や嵐の危険にあいながらも、スペイン・カジス港に上陸した。初めて踏む異国の地。14歳の頼宗の心は、期待と不安で大きく揺れるが、武士の誇りと自分の使命は忘れるはずもない。だがその前に新たな苦難が…。壮大なスケールで描く冒険小説。

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