小説むすび | ちいろば先生物語(上)

ちいろば先生物語(上)

ちいろば先生物語(上)

雨天の日には、履く靴も、さす傘もなく、弟妹たちは学校を休まねばならぬ状態であることを、榎本保郎は百も承知だった。が、何としても同志社の神学部に進みたかった。結局は家族を真の意味で幸せにできると、固く信じた。イエスを乗せ、命ずるがままに行く小さなロバのようになりたいと決意したー。熱血牧師の生涯を描く。

関連小説

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP