小説むすび | 七台目のブガッティ(上)

七台目のブガッティ(上)

七台目のブガッティ(上)

1944年、大勢の決した北アフリカ戦線で、アメリカ軍報道カメラマンのアラン・エッシャーは、一人のフランス人を救った。彼の名はエリオ・セザール、勇名をはせたカー・レーサーだった。戦後20年たったある日、アランのもとに、懐かしいエリオから1通の手紙が舞い込む。「ぜひ会いたい」ところが、久濶を叙そうと出かけたアランの目のまえで、セザールは何者かにひき殺され、アラン自身もあやうく命を落とすところだった。エリオはなぜ、誰に殺されたのか?アランは亡き友のために、また美しい彼の妻のために、謎を解こうと決心した…。

関連小説

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP