小説むすび | 17歳のきみへ 人生で大事なことは、目には見えない

17歳のきみへ 人生で大事なことは、目には見えない

17歳のきみへ 人生で大事なことは、目には見えない

成功する人には言葉がある
「まわりの人と違う」のは生きる武器
人には「失敗する自由」だってある──

全国の高校で20年以上、人生の歩き方を語り続けるドクター鎌田の「読む講演」。

<「はじめに」より>
僕が17歳の頃どんな考え方をしていたのか、その考え方がその後どんなふうに自分の人生を変えていったかを書いてみました。タイトルは「17歳のきみへ」ですが、実際には15歳くらいから22歳くらいの若者に読んでもらえたら嬉しいなあと思っています。
きみのことをよく理解してくれる家族、反対に全く理解してくれない親やおじいちゃんおばあちゃん、あるいは学校の先生がこの本を読んでも、お互いが分かり合えるように書いたつもりです。

<第1章 人生の波>
成功する人には言葉がある
図書館の本に育てられた
人の心を動かせる人とは
○じゃなくて△でいい
人それぞれの波がある
人生の壁を壊す言葉を持とう
「まわりの人と違う」のは生きる武器になる
なぜ勉強するんだろう
「反偏差値」の流れがきっとやってくる
越境する快感
<第2章 個性と自由>
人の世をのどかに、人の心を豊かに
攻撃してくる人の思い通りにならない
1%なら誰かのために生きられる
東大中退
遺伝子に縛られずに生きる
人には「失敗する自由」だってある
とんがっていることが大事
発想力で人生が広がる
心のキャッチボールを大切に
<第3章 自分を生きる>
17歳からの人生の走り方、泳ぎ方、飛び方
「熱情」と「冷静」
17歳でまだ何も起きていなくても
想像力で壁に立ち向かう
好きなら、あきらめない
すべてのものは、つながっている
僕の中にいる「三分の一の悪人」
『五月三十五日』には不思議な力がある
17歳のときに身につけた生きる力
比べない生き方
若い頃から自分の心と体の支配者になろう
人は何をしに生まれてくるのか
「にもかかわらず」という生き方
もしも十代に戻ったら図書館で読みたい五冊
もどかしさを知り、割り切れなさを引き受ける
魂を置いてきぼりにしない生き方
成功を左右する「やりぬく力」

●鎌田實(かまた・みのる)
1948年、東京都生まれ。1974年、東京医科歯科大学医学部卒業。1988年、諏訪中央病院院長に就任。2005年より同病院名誉院長。チェルノブイリ原発事故後の1991年より、放射能汚染地帯へ医師団を派遣し、医薬品を支援。ウクライナ避難民支援にもいちはやく着手。
2004年からイラクの4つの小児病院へ医療支援を実施、難民キャンプに5つのプライマリ・ヘルス・ケア診療所をつくった。国内でも講演会、支援活動を行う。

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