小説むすび | 消えた小麦

消えた小麦

消えた小麦

「21世紀の007」というべき新しいエンターテインメントシリーズの誕生。主人公の名、セス・コルトン、36歳。スコットランドの古城に中国人執事と二人きりで住み、身長1m82cm、マーシャルアーツで鍛えた強靱な肉体、黒い髪、整った顔立ち、鋭い眼差しをもつ。子どものころから天才的頭脳を持ち、各国語を流暢に話す。とくにコンピュータの知識と操作に優れていて、どんなに複雑なコードも解読し、軍事衛星さえもハッキングすることができる。新しい時代の“悪”に対峙するのは、セス・コルトンを中心とする“委員会”。メンバーの5人は、表向きはふつうの実業家や科学者だが、ブッシュ米大統領すら操る圧倒的な穀物メジャーたちに立ち向かう。そこに、ロシアの反動的な軍人グループ、利権をむさぼるアメリカの巨大企業、謎の天才科学者が三つどもえになってパワーゲームを繰り広げていく…。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP