P.S.アイラヴユー〔小学館文庫〕
“君はひとりでは生きていけないとぼくに言ったね。でもきっと生きていけるよ、ホリー。ぼくは君の人生の中の一章にすぎない。これからいくつもの章が続くはずだ…”夫の死を受け入れられず、絶望にくれるホリーに届いた、亡き夫からの手紙。それが、すべての始まりだった。本作は著者の処女作ながら、全世界で五〇〇万部以上のベストセラーとなり数々の賞を受賞し、ヒラリー・スワンク主演で映画も大ヒットした。家族と友に見守られながら生きる力を取り戻していくホリーを通し、愛する人との永遠の別れと人生の再出発を描いた感動作を林真理子が翻訳。