小説むすび | 竹光侍(一)

竹光侍(一)

竹光侍(一)

出版社

小学館

発売日

2010年5月12日 発売

江戸のかたぎ長屋にやってきた浪人・瀬能宗一郎。剣の腕はたつが、どこか素っ頓狂。形見の銘刀「國房」を質に入れ、代わりに差しているのは竹べらに銀箔を巻いた「竹光」だ。もの珍しい江戸の生活を満喫していた宗一郎だが、生来の性格からか、はたまた隠された素性故か、様々な厄介事に巻き込まれる。やがて宗一郎をつけ狙う怪しい影が!侍とはいえ、剣を抜かなくなった平和な時代。それでも剣に憑かれた男たちの人生が苛烈に交錯する。漫画表現の最先端を走る松本大洋の同名ベストセラーコミックス原作者が書き下ろす小説シリーズ第一弾。

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