小説むすび | 圏外へ

圏外へ

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出版社

小学館

発売日

2013年5月8日 発売

主人公は、「カタリテ」と名乗る小説家。書き出しで行き詰まり、書き続けることができなくなってしまう。そんななか、小説内の登場人物が、痺れを切らして「蝙蝠」に変身しながら新たな話を始めてしまったり、“南の鞄”という謎の巨大鞄から生まれた、過去形で予言をする「ソボフル」なる人物の壮絶な半生が突如語られ始める。一方、ようやく「語り」を再開させることになった「カタリテ」は、自らの作品世界に入り込んだ後、南を目指し、“エッジ”という名の作中人物や作家たちが集う奇妙な療養所に妻とともに辿り着くのだがー。

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