小説 Sエスー最後の警官ー(1)
NPS(警察庁特殊急襲捜査班)-それは、警察組織においてテロや誘拐などの特殊事案を担当するSAT、SITに続く“第3のS”として作られた新部隊。既存のSとは大きく異なり、どんな凶悪犯も殺さず“確保”することを信条とする。「俺はすべてを護ると決めたんだ。被害者の命も、加害者の命も、そしてこの国の治安もー。己が命を盾として、分け隔てなくすべてを護る」NPS突1として熱い理想に燃える元ボクサーの神御蔵一號と、あくまでも犯人の“制圧”を目指すSAT随一のスナイパー・蘇我伊織。相反する思想をもつ男達の物語が始まる!同名の漫画ノベライズ。
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神御蔵一號が属するNPSに、SATの狙撃手・蘇我伊織が異動してきた。正反対の思想を持ちながらも、二人はともに肉親を凶悪犯に殺された悲惨な過去を背負っていた。そんな折、自殺者の側にナイクラッド弾が見つかる事件が続発。容疑者として浮上したのは“神父”のハンドルネームをもつ人物だった。これは無差別大量殺人なのか?NPSの捜査で“神父”の衝撃的な目的が明らかになる。続いて、高速道路でバスジャックが発生。そこには、NPS古橋隊員の息子と元妻が乗っていた。古橋とともに、神御蔵と蘇我は犯人に立ち向かうがー!?ノベライズ第二弾。 2014/03/06 発売