小説むすび | 陰の判決

陰の判決

陰の判決

出版社

新潮社

発売日

1989年1月1日 発売

13年前、新宿裏通りで殺人事件が起きた。犯人とされた男は有罪判決を受け、無実を訴えたまま獄中で病死した。この事件は、他の大きな事件の陰で忘れられたかに見えたがー。ある日、汚名をそそぐ機会も与えられなかった父の無念をはらしたいと、若い女性が水木弁護士を訪れた。正義感に燃える水木は、困難な調査を開始した。先入観と焦燥感に歪められた警察捜査の本質を暴く処女長編。

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