小説むすび | 喪失の儀礼

喪失の儀礼

喪失の儀礼

出版社

新潮社

発売日

1978年2月1日 発売

都内の大学病院に勤務する38歳の医局員・住田友吉が、名古屋のホテルで他殺死体となって発見された。手首を切られ、3リットルもの大量出血によって脱血死したのだった。刑事の大塚らの捜査で、住田が匿名で医学界の腐敗を暴く記事を雑誌に寄稿していたことが明らかになる。そして2ヶ月後、第二の殺人がー。目撃証言相次ぐ「赤い髪の女」とは一体何者か。震撼の医療ミステリー。

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