小説むすび | 決闘者宮本武蔵(下巻)

決闘者宮本武蔵(下巻)

決闘者宮本武蔵(下巻)

出版社

新潮社

発売日

1992年7月1日 発売

紀州山中で、仇敵の鎖鎌の名人宍戸梅軒を破った後、江戸に下った武蔵は、細川家家老長岡佐渡から、同家兵法師範となっていた佐々木小次郎との試合を所望され、九州へ赴く。対決はついに実現した。所は豊前長門の海門・船島。しかしその日、刻限を過ぎても武蔵は姿を現わさない。待つこと一刻、遅参に苛立つ小次郎の眼に漸く、沖合の波にもてあそばれる一艘の小舟が映った…。

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